2012年04月21日 18:45
あるテレビドラマを見ていたら 『質問に質問で答えるのはマナー違反ですよ!?』 そんなセリフがあって気になった。
時折そんな事を言う人がいるのだが、本当にそれって失礼な事なの???
=>結論から言うと、「質問に質問で答えるのは失礼だ」というのは悪意のある詭弁でしかないと思う。
(※悪意のある詭弁としてそれを使う人間が圧倒的に多いのではないか、と言う事ですが。)
----
そもそも、そんな常識やマナーが本当にあるのか?
検索してみると、かなりの多数、同様の意見を主張されている状況が分かる。
"質問に質問で答えるような卑怯な真似をしてはならない"
まるでそれが当然の常識であるかのような雰囲気で語られる。
ピシャリと言い切られて、当然過ぎて疑問を挟む余地はないなんて態度をされると、一瞬答えに詰まってしまう人も多いのではなかろうか。
しかし、その根拠を尋ねられてまともに答えられる人は多くはないだろうと思う。
『失礼なものは失礼なんだ、根拠なんかない!』と逃げられるかも。
でも、はたして本当にそうか???
----
私も普通に常識的な教育を受けてきた自負があるが、そんな事聞いた記憶がなかった。過去にはマナーの本も何冊も読んだが、そんな事が書いてあった記憶が無い。(今のマナー本には書いてあるのかも知れない。)
今後も調査は進めて行きたいが、そもそも、そんな常識が教育されてきた記録はないのではないかと思う。
あるいはそれが極めて一般的な常識であるというのなら、私が極端に非常識であるということなのか。
----
思い返せば、そういう考え方を初めて知ったのは、何年も前、あるマンガの中にそんなセリフが出てきたからだった。
検索してみて分かったのは、ある有名なマンガ(ジョジョの奇妙な冒険)の中にそのようなセリフが出てくるらしい。で、そのマンガが大ヒットしたために広まってしまった、ということかも・・・?
もちろんそのマンガの作者もどこか他から仕入れてきたセリフなのだろう、私が知ったのは別のマンガであったし、もっと以前に、何か出自があるのだろうと思う。
----
一見、いかにももっともな意見のように見えるので、深く考える事なく、そんな意見もあるんだ・・・と思ってしまうのではなかろうか。自分自身も、長い間、そんなもんか、と思って流していた。
考えるようになったのは、自分が同じようなセリフで責められた事があったからだ。
それは、答えようがない質問をされて、相手の意図が分からず、適切な答えができないので補足の質問をせざるを得ない、そんなケースだった。
----
質問に対して質問で返さざるを得ないケースはある。
たとえば、見ず知らずの人間にいきなり、
「あなたは私に何が訊きたいんですか?」と質問されたら?
多くの人が、まず「あなた誰?!」って答えるでしょう(笑)
それに対して、「質問に質問で答えるのは失礼だ!」って言い出されたら、一体その人は何を意図しているのでしょう????
あるいはもっとありがちな質問で言えば、
「パソコンが動かないんです、助けて」では
「機種は何で、どんな操作をしてどういう状態なの?」と質問で返すしかないでしょう。
----
質問に質問で答えるケースは確実にある。
(1)質問が不完全で回答できない場合。
(2)単純に答えるのではなく、もっと深い思慮を導き出したい場合
(3)単純に答えると、どう答えても揚げ足を取られるような、相手が罠を張っているような悪意のある質問の場合
確実にあるし、(1)や(2)のケースで、それで失礼とうい人も多くはないだろう。
問題なのは三番目のケース。(3)のケースでは、質問者が都合の悪い事を誤魔化すためにこのような主張を利用していると思われる。
実際、私が過去に同じように言われた相手は、悪気があるのかないのか分からないが、ある意味意地の悪いタイプで、わざと間違った答えに誘導するような質問をし、安易に答えると揚げ足を取る。そんな事を何度も繰り返して痛い目を見せられている相手だったから、おのずと答えるのに慎重になり、答えを言う前に相手の質問の裏の真意を計るべく、補足の質問をさせてもらう対応をせざるを得なかったのだ。
----
上記3つのどのケースにも当てはまらないケースで、普通に答えれば済むものを、わざと質問で返すような返答の仕方をいじわるでするとしたら、それは失礼にあたるかも知れないが。
しかし、そういう返答の仕方をしている人はほとんど居ないだろうから、それをことさらマナーとして言い立てる必要もないはずだ。
----
例えば、以前ある教育関係の評論家(?)が公演の中で「あなたは子供が悪いことをしたとき、どうやって叱りますか?」などと観客に質問している場面を見たことがある。ダメと叱っても、叱らずに肯定しても、どっちも正解ではない可能性があり、安易に答えれば、どう答えても揚げ足をとられるのは一目瞭然だった。
実際「それは悪いことなんだと言ってきかせる」という答えに対しては『"そんなのカンケーねぇし" って子供が答えたらどうしますか?』と応え、「叱らない」という回答に対しては『叱らないと悪い事だって子供が分からないですよ』と応えるといった調子。
講演者はそこで話を盛り上げる演出を狙ったのだろうが、正解がない質問をしている時点で、意地の悪さが見えて気分が悪かった。
悪意のある質問は他にもある。例えば、多重質問のケース
「あなたはまだ子供を虐待してるんですか?!」
これでは、YESと答えてもNOと答えても、過去に虐待をしていた前提を認めてしまうことになる。回答の選択肢を絞られてしまうような質問の仕方だ。
悪意のある質問は他にもいくつものタイプがあるのだろうが、それを研究するのは脱線となるので今回はやめよう。
問題なのは、表題のような事を言う人間は、都合が悪い事を隠そうとしてる場合でほぼ間違いないと言う事。
----
何か意図があって回答を誘導したい質問は、表題のようなセリフを言って補足質問を回避し、安易な回答へ誘導しようとしているのだろう。
そう考えると、「質問に質問で答えるのは卑怯だ」というのは、卑怯な詭弁だと言わざるを得ない。
----
余談ですが、こんなの見つけた(笑)
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001058
要するにこれって、病院に来て医者の問診に答えず「どこが悪いか質問に来たのに、質問に質問で返すのか?」って言ってるようなものですよね。
時折そんな事を言う人がいるのだが、本当にそれって失礼な事なの???
=>結論から言うと、「質問に質問で答えるのは失礼だ」というのは悪意のある詭弁でしかないと思う。
(※悪意のある詭弁としてそれを使う人間が圧倒的に多いのではないか、と言う事ですが。)
----
そもそも、そんな常識やマナーが本当にあるのか?
検索してみると、かなりの多数、同様の意見を主張されている状況が分かる。
"質問に質問で答えるような卑怯な真似をしてはならない"
まるでそれが当然の常識であるかのような雰囲気で語られる。
ピシャリと言い切られて、当然過ぎて疑問を挟む余地はないなんて態度をされると、一瞬答えに詰まってしまう人も多いのではなかろうか。
しかし、その根拠を尋ねられてまともに答えられる人は多くはないだろうと思う。
『失礼なものは失礼なんだ、根拠なんかない!』と逃げられるかも。
でも、はたして本当にそうか???
----
私も普通に常識的な教育を受けてきた自負があるが、そんな事聞いた記憶がなかった。過去にはマナーの本も何冊も読んだが、そんな事が書いてあった記憶が無い。(今のマナー本には書いてあるのかも知れない。)
今後も調査は進めて行きたいが、そもそも、そんな常識が教育されてきた記録はないのではないかと思う。
あるいはそれが極めて一般的な常識であるというのなら、私が極端に非常識であるということなのか。
----
思い返せば、そういう考え方を初めて知ったのは、何年も前、あるマンガの中にそんなセリフが出てきたからだった。
検索してみて分かったのは、ある有名なマンガ(ジョジョの奇妙な冒険)の中にそのようなセリフが出てくるらしい。で、そのマンガが大ヒットしたために広まってしまった、ということかも・・・?
もちろんそのマンガの作者もどこか他から仕入れてきたセリフなのだろう、私が知ったのは別のマンガであったし、もっと以前に、何か出自があるのだろうと思う。
----
一見、いかにももっともな意見のように見えるので、深く考える事なく、そんな意見もあるんだ・・・と思ってしまうのではなかろうか。自分自身も、長い間、そんなもんか、と思って流していた。
考えるようになったのは、自分が同じようなセリフで責められた事があったからだ。
それは、答えようがない質問をされて、相手の意図が分からず、適切な答えができないので補足の質問をせざるを得ない、そんなケースだった。
----
質問に対して質問で返さざるを得ないケースはある。
たとえば、見ず知らずの人間にいきなり、
「あなたは私に何が訊きたいんですか?」と質問されたら?
多くの人が、まず「あなた誰?!」って答えるでしょう(笑)
それに対して、「質問に質問で答えるのは失礼だ!」って言い出されたら、一体その人は何を意図しているのでしょう????
あるいはもっとありがちな質問で言えば、
「パソコンが動かないんです、助けて」では
「機種は何で、どんな操作をしてどういう状態なの?」と質問で返すしかないでしょう。
----
質問に質問で答えるケースは確実にある。
(1)質問が不完全で回答できない場合。
(2)単純に答えるのではなく、もっと深い思慮を導き出したい場合
(3)単純に答えると、どう答えても揚げ足を取られるような、相手が罠を張っているような悪意のある質問の場合
確実にあるし、(1)や(2)のケースで、それで失礼とうい人も多くはないだろう。
問題なのは三番目のケース。(3)のケースでは、質問者が都合の悪い事を誤魔化すためにこのような主張を利用していると思われる。
実際、私が過去に同じように言われた相手は、悪気があるのかないのか分からないが、ある意味意地の悪いタイプで、わざと間違った答えに誘導するような質問をし、安易に答えると揚げ足を取る。そんな事を何度も繰り返して痛い目を見せられている相手だったから、おのずと答えるのに慎重になり、答えを言う前に相手の質問の裏の真意を計るべく、補足の質問をさせてもらう対応をせざるを得なかったのだ。
----
上記3つのどのケースにも当てはまらないケースで、普通に答えれば済むものを、わざと質問で返すような返答の仕方をいじわるでするとしたら、それは失礼にあたるかも知れないが。
しかし、そういう返答の仕方をしている人はほとんど居ないだろうから、それをことさらマナーとして言い立てる必要もないはずだ。
----
例えば、以前ある教育関係の評論家(?)が公演の中で「あなたは子供が悪いことをしたとき、どうやって叱りますか?」などと観客に質問している場面を見たことがある。ダメと叱っても、叱らずに肯定しても、どっちも正解ではない可能性があり、安易に答えれば、どう答えても揚げ足をとられるのは一目瞭然だった。
実際「それは悪いことなんだと言ってきかせる」という答えに対しては『"そんなのカンケーねぇし" って子供が答えたらどうしますか?』と応え、「叱らない」という回答に対しては『叱らないと悪い事だって子供が分からないですよ』と応えるといった調子。
講演者はそこで話を盛り上げる演出を狙ったのだろうが、正解がない質問をしている時点で、意地の悪さが見えて気分が悪かった。
悪意のある質問は他にもある。例えば、多重質問のケース
「あなたはまだ子供を虐待してるんですか?!」
これでは、YESと答えてもNOと答えても、過去に虐待をしていた前提を認めてしまうことになる。回答の選択肢を絞られてしまうような質問の仕方だ。
悪意のある質問は他にもいくつものタイプがあるのだろうが、それを研究するのは脱線となるので今回はやめよう。
問題なのは、表題のような事を言う人間は、都合が悪い事を隠そうとしてる場合でほぼ間違いないと言う事。
----
何か意図があって回答を誘導したい質問は、表題のようなセリフを言って補足質問を回避し、安易な回答へ誘導しようとしているのだろう。
そう考えると、「質問に質問で答えるのは卑怯だ」というのは、卑怯な詭弁だと言わざるを得ない。
----
余談ですが、こんなの見つけた(笑)
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001058
要するにこれって、病院に来て医者の問診に答えず「どこが悪いか質問に来たのに、質問に質問で返すのか?」って言ってるようなものですよね。











最新コメント